ネットワークおよびシステム間のプロトコルとして広く認識されているイーサネットは、バックプレーンを含むその他のアプリケーションにも適合します。イーサネットは、柔軟性、信頼性、性能に優れていることから、アダプティブ SoC および FPGA 設計に最適なプロトコルです。
AMD は、コスト重視デバイスによる低コスト 10/10/100 Mb/s イーサネット アプリケーションから、Versal™ アダプティブ SoC による 800G イーサネット アプリケーションに至るまで、あらゆる開発設計に対応できるイーサネット ソリューションを提供します。
Versal アダプティブ SoC には、動的に切り替え可能な 10G/25G/40G/50G/100G Multrate Ethernet Subsystem (MRMAC) と 100G/200G/400G Channelized Multirate Ethernet Subsystem (DCMAC) が搭載されています。この 2 つの IP ブロックは、PAM-4 や NRZ アプリケーション向けに IEEE やコンソーシアム FEC、1588 ハードウェア タイムスタンプ機能もサポートしています。また、これらのブロックは、FEC のみ、PCS のみ、MAC のみを使用するモード構成も可能です。AMD の 800G イーサネット ソリューションは、ハード IP ブロックの柔軟性を活かし、2 つの DCMAC を使用することで、ソフトウェアのみを使用するソリューションに比べて、LUT リソースを大幅に節約でき、低消費電力を実現します。
* ソフトウェアのみを使用するソリューションと比較