システム モニター/XADC

ザイリンクスは、7 シリーズ、Zynq®-7000、UltraScale™、および UltraScale+ 製品ファミリ向けに統合された包括的な System Monitor (SYSMON) 機能を提供しています。高く評価されているこの機能を利用することによって、多くの業界規格 (FIPS 140-2、IEC 61508、および ISO26262 など) で定められている、デバイスのジャンクション温度、電源電圧、外部電圧など、FPGA の物理的動作条件を容易に監視することが可能になります。

7 シリーズ FPGA および Zynq-7000 SoC には、さらにアナログ ミックスド シグナル (AMS) 機能を備えた XADC ブロックがあります。XADC ブロックでは、システム監視機能を実行するほかに、モーター制御や電圧変換器など多くのアプリケーションで求められる個別のアナログ/デジタル変換器として置き換えることも可能なため、BOM コストや制御ループのレイテンシを削減できます。

デバイス サポート

Virtex 5/6

7 シリーズ

UltraScale

UltraScale+

AMS ブロック

SYSMON

XADC

SYSMON

SYSMON

デバイスあたりのブロック数

1

1

1-3

1 - 4

インターフェイス

JTAG、DRP

JTAG、DRP、AXI

I2C、JTAG、DRP、AXI

PMBus、I2C、JTAG、DRP、AXI、ATB

System Monitor (SYSMON)

ザイリンクスの System Monitor テクノロジーは、オンチップの電源、温度センサー、および外部アナログ入力をとおして物理的な環境を監視することで、システム全体の安全性、セキュリティ、および信頼性を向上させます。

SYSMON は、ボードの電源管理インフラの重要な部分であり、ザイリンクス デバイスやその他のさまざまなオンボード コンポーネントのサプライヤーにテレメトリー情報を提供します。

System Monitor アーキテクチャ概要

  • 外部電圧および電流を測定する 17 の差動外部入力
  • 電圧、電流、および温度をデジタル化するための ADC
  • オンチップ供給電圧センサー (精度 : +/-1% 以内)
  • オンチップ温度センサー (精度 : +/-4˚C 以内)
  • DRP で直接アクセス、または JTAG、I2C、PMBus、AXI を介してアクセス[1]

System Management Wizard を使用することで、特定のシステム要件で SYSMON を動作させるように簡単に設定できます。

XADC - アナログとデジタルを統合したデザインのカスタマイゼーション

7 シリーズ FPGA および Zynq-7000 SoC AMS テクノロジーは、は、シンプルなシステム モニタリングから、デジタル ポストプロセッシング (線形化、フィルタリング、キャリブレーション、オーバーサンプリングなど) を必要とする複雑なアナログ測定に至るまであらゆるアプリケーションにお使いいただけます。XADC は、さまざまなアプリケーションに優れた柔軟性、統合性、およびコスト削減効果をもたらします。

XADC アーキテクチャの概要

  • 2 つの 12 ビット 1Msps アナログ/デジタル変換器
  • 2 つの独立したトラックおよびホールド (T/H) 増幅器
  • オンチップ電圧リファレンス
  • オンチップの電源電圧および温度センサー
  • 外部アナログ入力チャネル

主な資料

[1]System Management Wizard IP を利用