Versal プレミアム シリーズ VPK180 評価キット
作成者: AMD
AMD Versal™ プレミアム VP1802 アダプティブ SoC を搭載した VPK180 評価キットには、700 万個以上のロジック セル、112G PAM4 トランシーバー、マルチテラビット インターフェイス対応のハード化された省電力コアが含まれているため極めて高い性能を実現できます。
概要
製品説明
VPK180 評価キットは、112G PAM4 トランシーバーと複数の業界標準コネクタを利用することで 4Tb/s を超える総帯域幅を提供します。
このキットには、幅広い接続オプション、開発ツール、サンプル デザインが含まれているため、さまざまな市場の厳しい演算要件やネットワーク システムに対応するプロトタイプ製品をすばやく構築できます。
ワイヤード通信
- データセンター インターコネクト
- メトロ/コア トランスポート
- セキュリティ アプライアンス
データセンター
- 推奨システム
- 検索エンジン
- ビデオ解析
テスト装置/計測機器
- ネットワーク テスター
- PCIe® プロトコル アナライザー
- RF/マイクロ波測定器
航空宇宙/防衛
- アビオニクス
- デジタル アダプティブ レーダー
- セキュア通信
主な機能と利点
Versal プレミアム シリーズの機能
- Versal プレミアム VP1802 アダプティブ SoC 搭載
- 112G PAM4 トランシーバーとマルチテラビット インターフェイス対応のハード化された省電力コア
豊富な接続オプションで迅速なアプリケーション開発が可能
- SFP-DD、QSFP-DD、OSFP オプティカル コネクタ、 IEEE Std 1588 (eCPRI) サポート
- 8 つの GTYP と 68 のユーザー定義信号を備えた FMC+ コネクタ
協調最適化ツールおよびデバッグ手法
- Vivado™ Design Suite、Vitis™ 統合ソフトウェア プラットフォーム
- ビルド済みブート イメージを利用可能
AMD デバイス
Versal プレミアム XCVP1802-2MSELSVC4072 アダプティブ SoC の特長
| システム ロジック セル (K) | 7,352 |
|---|---|
| LUT 数 | 3,360,896 |
| DSP エンジン | 14,352 |
| アプリケーション処理ユニット | デュアル コア Arm® Cortex®-A72 |
| リアルタイム プロセッシング ユニット | デュアル コア Arm Cortex-R5F |
| GTYP トランシーバー (32.75 Gb/s) | 281、2 |
| GTM トランシーバー (58G (112G)) | 140 (70)2 |
| CCIX 対応の DMA 内蔵 PCIe (CPM5) | 2 x Gen5x83 |
| PCI Express | 2 x Gen5x43 |
| 100G マルチレート イーサネット MAC | 8 |
| 600G イーサネット MAC | 7 |
| 400G 高速暗号化エンジン | 4 |
1. 16 GTYP トランシーバーは、PCI Express を使用する場合の CPM5 専用です。
2.VP1802 アダプティブ SoC で有効なすべてのトランシーバーが VPK180 評価キットで利用できるわけではありません。
詳細は、ユーザー ガイド (UG1582) を参照してください。
3. VPK180 評価キットでは PCle インターフェイスを利用できません。
製品情報
ボードの機能
Versal™ プレミアム XCVP1802-2MSELSVC4072 アダプティブ SoC の特長
| ボードの仕様 | 詳細 |
|---|---|
| 高さ | 12.360 インチ (31.394 cm) |
| 長さ | 11.504 インチ (29.22016 cm) |
| 厚さ | 131.5 mil ±10% (3.3401 mm ±10%) |
| 動作環境温度 | 0◦C ～ +45◦C |
| ストレージ環境温度 | -25◦C ～ +60◦C |
| コンフィギュレーション | |
| JTAG (コネクタを使用) | 〇 |
| JTAG (USB コネクタを使用) | 〇 |
| QSPI (デュアル) | 〇 |
| MicroSD | ○ |
| メモリ | |
| LPDDR4 コンポーネント | 12 GB (6x 2 GB、32 ビット)、192 ビット @ 3900 Mb/s |
| MicroSD ソケット (Versal デバイス) | 〇 |
| 制御および I/O | |
| ユーザー プッシュボタン | 2 |
| DIP スイッチ | 4 |
| ユーザー LED | 4 |
| SYSMON | ○ |
| システム コントローラー | ○ |
| PMBUS | ○ |
| 拡張コネクタ | |
| VITA 57.4 FMC+ | 8 個の GTYP、68 個のユーザー指定信号 |
| 通信およびネットワーク | |
| USB JTAG | 1 |
| USB 3.0 | 1 |
| RJ-45 トライスピード イーサネット コネクタ | 2 |
| SFP-DD | 4 |
| QSFP-DD | 6 |
| OSFP | 1 |
| クロッキング | |
| プログラム可能な LPDDR4 コンポーネント | 1 |
| プログラム可能な 1588 eCPRI (SMA コネクタ) | 6 |
| プログラム可能なシステム コントローラー | 1 |
| 電源 | |
| 180W (12V) 電源 | ○ |
| パワーオン リセット | 〇 |
キット内容
Versal™ プレミアム XCVP1802-2MSELSVC4072 アダプティブ SoC の特長
リソース
主な資料およびチュートリアル
タイトル
日付
デザイン ツール
- Vivado™ Design Suite: VPK180 ボード用のプロジェクトを作成するための EDA ツール スイートです。ノードロックでデバイスは Versal™ プレミアム XCVP1802 にロック (1 年間の更新が含まれる)
- Vitis™ 統合ソフトウェア プラットフォーム: エンベデッド ソフトウェア開発、Versal デバイスのデバッグ、ターゲット リファレンス デザインやサンプル デザインの実行が可能なソフトウェア スイートです。
PetaLinux ツール、ボード サポート パッケージ、構築済みのイメージ
- 独自の Linux イメージを構築する場合は、PetaLinux ツール ページで、インストーラーと最新のボード サポート パッケージ (BSP) を入手してください。
- 既存の Linux イメージに変更を加えずに利用する場合は、ビルド済みの PetaLinux イメージをダウンロードしてください。
VPK180 で開発を開始
VPK180 を使用したプロトタイプ作成およびアプリケーション開発については、 Wiki ページをご覧ください。
- 開発準備
- ボード設定
- PetaLinux BSP の事前ビルド済みイメージを実行
