エッジからクラウドまで、すべての開発者をサポート

概要

Vitis™ 統合ソフトウェア プラットフォームの概要

 

ソフトウェア開発プラットフォームの概略ブロック図

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの内容

  • アクセラレーション アプリケーションをシームレスに構築するための包括的なコア開発キット
  • ザイリンクスのハードウェア プラットフォーム向けに最適化された、ハードウェア アクセラレーション用の豊富なオープンソース ライブラリ
  • 使い慣れた高レベルのフレームワークを利用して直接開発できる、プラグイン タイプのドメイン特化開発環境
  • 今後さらに拡大する、ハードウェア アクセラレーション パートナー提供のライブラリおよび構築済みアプリケーションのエコシステム

Vitis™ 統合ソフトウェア開発プラットフォームの重要なコンポーネント

 

Vitis AI 開発キット図

Vitis AI 開発環境

Vitis AI 開発環境は、ザイリンクスのエンベデッド プラットフォーム、Alveo アクセラレータ カード、またはクラウド内の FPGA インスタンスで AI 推論を高速化するための開発環境です。Vitis AI 開発環境は、Tensorflow や Caffee など最先端の深層学習フレームワークをサポートし、包括的な API を提供します。この Vitis AI は、トレーニング済みのネットワークをプルーニング、量子化、最適化、およびコンパイルし、運用するアプリケーションの AI 推論性能を最大化します。

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Vitis アクセラレーション ライブラリ

C、C++、または Python で記述された既存アプリケーションに最小限のコード変更を加えるだけで高速化を可能にする、アクセラレーションに最適化されたオープンソース ライブラリです。ドメイン別のアクセラレーション ライブラリをそのまま利用することも、要件に合わせて変更することも、さらには独自のアクセラレータでアルゴリズム構築ブロックとして使用することもできます。

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Vitis アクセラレーション ライブラリ図

Vitis コア開発キット図

Vitis コア開発キット

Vitis コンパイラ、アナライザー、デバッガーなどを含み、GUI およびコマンドラインで利用可能な包括的な開発ツールです。C、C++、または OpenCL で開発されたアクセラレーション アルゴリズムの構築、性能ボトルネックの分析、デバッグが可能です。これらの機能は自身の IDE 内でだけでなく、Vitis IDE スタンドアロンでも利用できます。


ザイリンクス ランタイム ライブラリ

ザイリンクス ランタイム (XRT) は、アプリケーション コード (エンベデッド Arm または x86 ホストで実行) と、PCIe ベースのザイリンクス アクセラレータ カード、MPSoC ベースのエンベデッド プラットフォーム、または ACAP の再構成可能な部分に含まれたアクセラレータとの通信を容易にします。ユーザー スペース ライブラリと API、カーネル ドライバー、ボード ユーティリティ、ファームウェアが含まれます。

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ザイリンクス ランタイム図

Vitis ターゲット プラットフォーム図

Vitis ターゲット プラットフォーム

Vitis ターゲット プラットフォームは、外部メモリ インターフェイス、カスタム入力/出力インターフェイス、ソフトウェア ランタイムなど、ザイリンクス プラットフォームのハードウェア/ソフトウェアのベース アーキテクチャとアプリケーション コンテキストを定義します。

  • オンプレミスまたはクラウドでのザイリンクス アクセラレータ カードの場合、Vitis ターゲット プラットフォームは FPGA アクセラレータと x86 アプリケーション コード間を接続して通信を管理する PCIe インターフェイスを自動構成します。設計者が細かい接続を構成する必要はありません。
  • ザイリンクスのエンベデッド デバイスの場合、Vitis ターゲット プラットフォームには、プラットフォーム上のプロセッサ用オペレーティング システム、プラットフォーム ペリフェラル用ブートローダーとドライバー、およびルート ファイル システムも含まれます。ザイリンクスの評価ボード用にあらかじめ定義された Vitis ターゲット プラットフォームを使用できますが、Vivado® Design Suite で独自に定義することも可能です。
開発フロー

アプリケーション アクセラレーション開発フローに Vitis ソフトウェアを使用する

エッジ、オンプレミス、またはクラウドでデータ量が多く演算負荷の高いアプリケーション向けのアクセラレータを設計します。

  1. アプリケーションにおいて高速化が必要な部分を特定する
  2. Vitis アクセラレーション ライブラリを使用してアクセラレータを設計する、または C、C++、OpenCL、RTL で独自開発する
  3. 構築、解析、デバッグを実行して機能の正当性を検証し、性能目標に達していることを検証する
  4. エッジ、オンプレミスまたはクラウドでザイリンクス プラットフォームを使用したアクセラレーション アプリケーションを運用する
     

オンプレミスおよびクラウド運用

オンプレミスおよびクラウド運用ブロック図

エッジで運用

エッジ運用ブロック図

エンベデッド ソフトウェア開発フローに Vitis ソフトウェアを使用する

Vitis コア開発キットには、ザイリンクスの Zynq、MPSoC、RFSoC、および ACAP デバイス上のエンベデッド プロセッサ向けソフトウェア アプリケーションを設計、デバッグ、運用するための包括的なツールが含まれています。Vitis エンベデッド ソフトウェア開発には次のような特長があります。

  • Vivado® Design Suite で作成したターゲット プラットフォームの定義をインポートできる
  • シングル、マルチプロセッサ、ヘテロジニアス プロセッサ システム向けのアプリケーション開発ができる
  • サードパーティ OS 用のボード サポート パッケージ (BSP) を作成および構成できる
  • ボード開発とファームウェア開発をサポートする
  • システム レベルの性能の解析およびベンチマーキングが可能
  • ヘテロジニアス エンベデッド システムのリアルタイム デバッグおよびトレースが可能

詳細は、ザイリンクス エンベデッド ソフトウェア インフラストラクチャをご覧ください。

運用オプション
エッジ運用ボード イメージ

エッジで運用

生成されるデータが爆発的に増加するにつれて、IIoT、自動運転、医用画像処理、監視システムなどの性能重視アプリケーションでは応答時間、消費電力、およびコスト要件を満たすために、データ ソースと演算機能を近づける必要性が高まってきました。

ザイリンクスのエンベデッド プラットフォームを利用することで、差別化を重視し、電力効率とリアルタイム性が高く、最新のアルゴリズやセンサーを迅速に導入できるアプリケーション開発が可能になります。

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オンプレミス運用 Alveo カード

オンプレミスで運用

ザイリンクスの Alveo™ データセンター アクセラレータ カードは、常に進化し続けるデータセンターの要件にすばやく対応するために開発されました。機械学習の推論、数理ファイナンス、ビデオ トランスコーディング、データベース検索/分析などの一般的なワークロードに対して CPU の最大 90 倍の性能を提供します。

アプリケーション、ソフトウェア、およびハードウェア開発者は、Vitis ソフトウェア開発プラットフォームを利用することで、Alveo アクセラレータ カードの機能を最大限に活用できるようになり、アプリケーションで求められる厳しい演算性能、ネットワーク、ストレージ要件を満たすことができます。


Amazon EC2 の FPGA

Amazon EC2 の FPGA

Link to Nimbix

Nimbix クラウドの FPGA

クラウドで運用

ザイリンクスのプラットフォームは、深層学習、ビデオ トランスコーディング、ビッグデータ解析、ゲノム解析、圧縮、ネットワーク セキュリティ/検索などといったデータセンター ワークロードの要求の変換に柔軟に対応するために開発され、総保有コスト (TCO) を抑えながら、CPU や GPU を使用するソリューションよりも広帯域幅、拡張ネットワーキング、高性能コンピューティング機能を提供します。

ザイリンクス FPGA は今や、Amazon AWS や Nimbix などのパブリック クラウド サービス プロバイダー経由ですべての開発者がどこからでも利用できるようになりました。Vitis 環境を利用することで、C や C++ などの使い慣れたプログラミング言語で開発しながら、クラウドでザイリンクス FPGA の高度な機能を使いこなすことができます。また、FPGA をベースに構築したアクセラレーション アプリケーションをクラウド マーケットプレイスに公開すれば、ソリューションの収益化にもつながります。

資料

Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料

Vitis™ 統合ソフトウェア プラットフォームの資料では、2 つのソフトウエア開発フロー (アプリケーション アクセラレーション開発、エンベデッド ソフトウェア開発) それぞれについて Vitis を使用する際のサポートを提供しています。

デフォルト デフォルト タイトル ドキュメント タイプ 日付
設計開始

クラウドで Vitis を使用する開発

クラウド上で Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームを使用してアクセラレーション アプリケーションを開発します。この場合、ローカル エリアにソフトウェアをインストールしたり、ハードウェア プラットフォームの事前購入が不要になります (従量課金制)。今すぐログインして開発を開始できます。

AWS Logo

FPGA Developer AMI を使用して、Vitis ツールへアクセスします。AMI (Amazon Machine Instance) には、F1 インスタンスでアクセラレーション アルゴリズムを開発、シミュレーション、デバッグ、およびコンパイルする際に必要なものがすべて含まれています。ローカル ソフトウェアのセットアップは不要です。

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Nimbix Logo

Nimbix 上で Alveo アクセラレータ カードを使用して Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームを評価します。カードを事前に購入したり、ローカル ソフトウェアをセットアップしなくても、ザイリンクス プラットフォームがもたらす性能メリットをすぐに評価できます。

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Vitis ターゲット プラットフォーム

注記:  2019.2 の Alveo ターゲット プラットフォームは、2020.1 の Vitis ツールと互換性があります。

 

Vitis を使用してカスタム エンベデッド ターゲット プラットフォームを構築する方法は、Vitis エンベデッド ソフトウェア開発ユーザー ガイド (UG1416) を参照してください。

ビデオ

ビデオ チュートリアル

ウェブセミナー

Vitis を利用してアプリケーションを実現

Vitis を利用してアプリケーションを実現

このウェビナーでは、Vitis 環境について説明し、ザイリンクスのプラットフォーム上でエンベデッド ソフトウエアおよびアクセラレーション アプリケーションの開発を実現する方法を説明します。

Vitis AI を使用する適応可能な AI 推論

Vitis AI を使用する適応可能な AI 推論

このウェビナーでは、Vitis AI の主なコンポーネントについて詳しく説明し、ザイリンクスのハードウェア プラットフォーム上で適応性のある効率的な AI 推論を実現する方法を説明します。
 

Vitis アクセラレーション ライブラリを使用する開発

Vitis アクセラレーション ライブラリを使用する開発

このウェビナーでは、ザイリンクスが提供する抽象化レベルについて説明し、Vitis ライブラリを使用する開発のウォークスルー デモを通じて実際の性能メリットをご覧いただきます。

Vitis AI の詳細

Vitis AI の詳細

このウェビナーでは、ザイリンクスのエンベデッド SoC と Alveo アクセラレーション プラットフォーム上で Vitis AI を使用してトレーニング済みの DNN モデルを運用/実行する方法を解説します。その後、Vitis AI を使用してボード上でサンプル デザインを実行するウォークスルー デモを実施します。

アクセラレーション アプリケーション開発の設計手法

Design Methodology

このウェビナーでは、まずアクセラレーション アプリケーションの設計手法について説明し、C/C++ を使用して高性能カーネルを開発するためのベスト プラクティスを紹介します。

アプリケーション全体の高速化: AI 対応システムの設計

アプリケーション全体を高速化

このウェビナーでは、Vitis と Vitis AI を利用することで、ザイリンクス プラットフォーム上でアプリケーション全体を高速化できることを説明します。