製品説明
ザイリンクスは、HDMI2.1 IP Subsystem と HDMI2.0 IP Subsystem を提供しています。HDMI2.1 Subsystem は、HDMI2.1 規格に準拠するように設計されており、FRL モードと TMDS モードに対応し、最大 48Gbps のスループットで旧バージョンをサポートします。HDMI2.0 IP Subsystem は、HDMI2.0 規格に準拠するように設計されており、TMDS 伝送方式で最大 18Gbit/s のスループットで旧バージョンをサポートします。
HDMI2.1 Subsystem は、Ultrascale+ デバイスをサポートしています。
HDMI2.0 Subsystem は、Versal ACAP、UltraScale+™、UltraScale、7 シリーズ ザイリンクス FPGA をサポートしています。
ザイリンクスは、HDMI インターフェイスを備えたビデオ ソリューションの設計をサポートするために、HDMI 受信または HDMI 送信用にあらかじめパッケージ化したサブシステムを提供しています。これらのサブシステムは、ビデオ タイミング生成や AXI ブリッジ、さらにオプションの HDCP 機能などのビデオ インターフェイスを備えた一般的な機能に HDMI コントローラーを統合しているため、今すぐご利用いただけます。これらの サブシステムには、物理インプリメンテーション向けの追加の HDMI GT controller または Video phy controller (HDMI2.0) が必要になります。
主な機能と利点
HDMI Subsystem は HDMI 2.0 規格に準拠するよう設計されており、次の機能を備えています。
- HDMI source (TX) Subsystem および HDMI sink (RX) Subsystem
- AXI-4 stream を使用する 1、2、または 4 ピクセル幅のビデオ インターフェイス
- ビデオ タイミング自動生成
- 独立型の物理層と制御層によって、受信/送信間でユーザーが柔軟に GT を共有可能
- 最大 UHD @ 60 fps のビデオ解像度
- ビデオ エンコード： RGB 4:4:4、YUV4:4:4、YUV 4:2:2、YUV 4:2:0
- 色深度: 24、30、36、48 ビット
- HDR
- 最大 32 チャネルまでのオーディオ (HBR オーディオを含む)
- (HDCP1.4、HDCP2.2/2.3)
- 最大 8 チャネルまでのオーディオ
- インフォフレーム
- Data Display Channel (DDC)
- ホットプラグ / EDID
- HDCP をサポート (オプション)
HDMI 2.1Subsystem は HDMI 2.1 規格に準拠するよう設計されており、次の機能を備えています。
- HDMI2.0 IP Subsystem の全機能を含む
- FRL (Fixed Rate Link) モード (3G、6G、8G、10G、12G) と TMDS モード
- 最大 8K60 のビデオ解像度 (4K120 を含む)
- RGB、YUV 4:4:4、YUV 4:2:2、YUV 4:2:0 の色空間をサポート
- 8、10、12、16 ビットのディープ カラー サポート
- DDC (Data Display Channel)、HDMI2.1 用の SCDC (Status and Control Data Channel)
- ホットプラグ/EDID
- HDCP2.2/HDCP2.3
- VRR (可変リフレッシュ レート)、Dynamic HDR
- デバイスと GT のサポート: US+ GTHE4 および US+ GTY
- サンプル デザイン (ZCU106、ZCU102、VCU118) を提供